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10.3.1.2072の日本語入力
先日Passportに最新のリークである10.3.1.2072を入れたんですが、ちょっとしたトラブルがあってダウングレードしてしまいました。一応いっておきますとそのトラブルというのは2072のせいではなくてもっと別の問題だったので、焼きたいと思う人は焼いても問題ないと思います。ちなみに僕のClassicには2072が入っていて問題ありません。
さて、この2072ですが、実は日本語入力が結構進化しているという噂があって、もともとPassportの入力はかなりもたついていて不満もあったので、リークROMのAutoloaderから日本語入力のファイルだけを抜き出してインストールしてみました。
いずれその抜き出し方などについてもここでご紹介しようかと思いますが、今日のところはその入力について。まず例のもたつきについてですが、最初はかなり驚きました。普通になってる! って感じで。だけど慣れてくるとやっぱりClassicなどと比べるとまだまだ遅いかなという印象はあります。
一番変わったのはむしろ変換の方でしょう。特に日本語入力時にも頻繁に使うローマ字の単語なんかが劇的に進化した印象があります。
たとえばこのiPhone。わざわざ言語を変換することなく、しかも辞書登録もせずにこれが候補に出てきます。ポイントは最初の文字が大文字にならなくて、二つ目のPがちゃんと大文字になっている点です。Androidもちゃんと頭文字が大文字で変換されます。
あとうれしいのは数字の半角変換ですね。以前のバージョンでは全角数字から半角数字になるようにすべて辞書登録してました。それが今は必要なくなりましたね。もとから半角で日本語入力してればいいのですが、未だに半角だと音引きも半角になってしまいちょっと面倒なので全角にしています。
このCBというのはCrackberryの略でよく入力したりするのですが、これだとぜんぜん変換候補に出てきませんが、そういうときは…
CとBをそれぞれ長押しするとでてきます。これが結構重要で、これまではキーを長押しすると大文字になるんですが、全角だったんですね。それでこれについてもこれまではアルファベット26文字をすべて全角から半角になるように辞書登録していました。それがもう必要ないんですねえ。感慨深いです。
最後に、最近はまっているPebbleも問題なく変換候補に出てきます。もちろんこの写真ではpebまでしか入力してないので三番目ですが、もっと入力を進めれば順位は上がります。
最後におまけですが、三点リーダを入力するとこんなのが候補に挙がってきます。
こんな感じでまだまだ日本語は見捨てられてなかったということを実感できてよかったです!
10.3.1.1133の日本語入力
夕べ、こちらで新しいリークがでました。「新しいリーク」といっていいのか実はわかりません、というのは、すでに広まってるものとして、1151というのがあって、それより若いからです。ただ、中に入っているアプリは新しいものがあって、こちらにそのリストがあります。その中に、sys.data.nuance_ve.JPJ.kyoko-10.3.1.372というファイルが含まれています。どうやら入力関係のファイルには女性の名前が含まれているようですね。京子さん、恭子さん、今日子さん…。それはともかく、前のリークの1151に入っていたファイルはsys.data.nuance_ve.JPJ.kyoko-10.3.1.363でした。ちょっとだけ新しくなってるんですね。というわけで差分のbarファイルだけインストールしてみました。こちらから手に入ります。
BB10の日本語入力に関しては、以前から変換時にもたつくということで多くの人が不満を持っていたと思いますが、僕もその一人で、そのあたりが改善しないかなあと思って期待してました。結果としては、どうなんでしょう…。やはり長文だと厳しい感じが少々あります。単文だと以前のヴァージョンよりスムーズになったかなあという気がします。気のせいかもしれませんが…。その他に新しくなった点はちょっと使った感じだと見当たりませんでした。英語のようにキーボード上のスワイプで選択候補を決定するのはやっぱり無理みたいですね。
とりあえず引き続き試してみたいと思います。